Education Systemニュージーランドの教育制度
ニュージーランドの教育制度
日本では6歳から義務教育が始まり、小学校6年間・中学校3年間・高校3年間と、それぞれ入学ごとに学年がリセットされますが、ニュージーランドでは5歳から義務教育が始まり、小・中・高校通しでYear1～13と学年が決められています。
ニュージーランドの高校に該当するSecondary School(セカンダリースクール)はYear9～13の5年制ですが、Intermediate (中学校)のカリキュラムも含むYear7～13までの一貫校や、Year11～13の3年制の学校もあります。
日本の高校期間はYear11～13にあたり、ニュージーランドでもこの3年間で将来に向けた受験のカリキュラムを学びます。
留学時の学年は基本的に日本での在籍学年を考慮して決定されますが、英語力や成績から判断し、学年を1つ下げてスタートされる生徒もいらっしゃいます。
| 5歳 | 義務教育 | Year 1 | Primary School （小学校） |
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|---|---|---|---|---|
| 6歳 | Year 2 | |||
| 7歳 | Year 3 | |||
| 8歳 | Year 4 | |||
| 9歳 | Year 5 | |||
| 10歳 | Year 6 | |||
| 11歳 | Year 7 | Intermediate School （中学校） |
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| 12歳 | Year 8 | |||
| 13歳 | Year 9 | Secondary School （高校） |
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| 14歳 | Year 10 | |||
| 15歳 | Year 11 | NCEA1 | ||
| 16歳 | Year 12 | NCEA2 | ||
| 17歳 | Year 13 | NCEA3 | ||
学期（ターム）
ニュージーランドの高校は4学期制です。学期はターム(Term)と呼ばれ、1ターム約10週間、タームの間には約2週間のお休みがあります。また、ターム4が終わると約6週間の長期休暇(ニュージーランドの夏季休暇)があります。
2021年、2022年のタームスケジュール
2021年
- Term1：2/1(月)～2/9(火)の間～4/16(金)
- 5/3(月)～7/9(金)
- 7/26(月)～10/1(金)
- 10/18(月)～12/20(月)までに終了
2022年
- Term1：1/31(月)～2/8(火)の間～4/14(木)
- Term2：5/2(月)～7/8(金)
- Term3：7/25(月)～9/30(金)
- Term4：10/17(月)～12/20(火)までに終了
入学時期、留学期間
入学時期
各タームの開始日に合わせてスタートします。試験学期であるターム4以外であれば、ターム1～3のいつでも入学が可能です。
留学期間
1タームから入学が可能です。学校によっては、2～４週間の短期留学も受け入れていたり、1年～の長期留学のみを受入れている学校もあります。
最初に語学学校に通って英語力を強化したり、進学準備コースで高校の勉強に必要なスキルを身につけてから入学する生徒様もいらっしゃいます。
– 短期留学(3ヶ月未満の留学)
夏休みや春休みを利用した留学です。長期留学の前にお試しで現地の高校の雰囲気を知ることができます。
– 長期留学(卒業留学)
現地の高校を卒業することを目的とした留学です。中学3年を卒業後、もしくは最後の3学期を受けずにNZ高校の1学期となる1月末から留学するのがおすすめ。中学3年生の3学期の出席については在籍学校との確認が必要です。高校卒業後はニュージーランドの大学に進学、もしくは帰国子女枠を利用して日本の大学に進学が可能です。
– 1年留学
高校1、2年のときに留学するのがおすすめです。帰国してからも1年間進学の準備ができます。留学中の単位認定が可能か、休学扱いとなるかは在籍学校により異なるので、事前に確認が必要です。
授業内容
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ニュージーランドの高校では全ての授業が選択制で、学年や得意・不得意、将来の進路によって自分の好きな科目を選択し受講します。
学年が上がるにつれて選択肢となる科目数も増えていきます。
受講できる科目例
ESOL(イーソル)
各学校にはESOLと呼ばれる留学生専用の英語のクラスが開講されており、留学生活の中で徐々に英語力を向上させることが可能です。
ESOLは補講としてではなく、1教科として受講し、しっかり単位としても認定されます。
英語力が十分ではない留学生はESOLの授業を多く受講しなければいけません。
日程に余裕のあるプランニングが出来る場合は高校本科開始前に、語学学校である程度英語力を上げてから入学されることをおすすめします。