中学・高校留学センター > カナダ高校留学 > カナダ高校留学の心構え

Mindsets

questions

カナダ高校留学で失敗?事前に知っておきたい3つの心構え

高校生活を海外で過ごすことは大きな挑戦です。
人生に一回の機会ですし避けられる失敗は避けたいですね。
もちろん、高校留学を決断された方、その決断自体とても勇気あることです。
全員が全員滞りなく、留学し、帰国できるわけでは当然ありません。
失敗があるとすればどのようなことが挙げられるか。そして防ぐにはどうすればいいのか。
カナダの高校留学を満喫するため、参考になれば幸いです。

日本人同士で過ごさない

students

日本人同士で一緒に過ごし続けてしまう。これは本当によくある失敗談です。

もちろん、親元を離れた海外では心配も多く、心細いのは当然です。
そんな中で同じ志を持った日本人留学生の存在はとても心強いです。英語ではなかなか表現できない悩み事も相談できるのも有り難いです。

しかし、当然日本人同士で仲良くなってしまうと英語力はなかなか伸びません。
英語力の向上は毎日不断の努力が必要です。クラス外でも多くの英語を話す機会、聞く機会を設けなければなりません。

また、一度仲良くなってしまってグループ化してしまうとそこから離れるのも一苦労です。
多くの留学生は留学前までは当たり前のように気をつけようと思っています。
しかし到着してみるとやはり強い気持ちが無いとどうしても日本人同士のコミュニティが居心地よく感じてしまうもの。

ぜひ日本人同士で過ごしすぎない、ということをマイルールにして過ごしてみてください。

特にバンクーバー近郊は日本人留学生にも人気です。ただ、学校の総数でみれば通常日本人は1%程度です。
少ないからこそ、結束してしまわないように注意しましょう。

日本人を避けて過ごす、というよりは積極的に英語を使える環境を作る。という考え方がいいかもしれません。英語漬けの日々を送れるように心がけましょう。

英語の準備をしっかりする

english

カナダは事前に英語力を高く求めない留学先です。
これは移民国家であるカナダが英語を教える体制が整っているからと言えます。
実際多くの高校で英語を教える、留学生や移民の方へのクラスが用意されています。しかしだからと言って、英語力ゼロの状態で何の勉強もせずに留学することは危険です。

日本を出発したその日から、空港も滞在先も、スーパーも全て英語になります。
確かに高校は英語力不問で入学許可をもらうことができますが、生活環境は英語になるのに何も準備しないのは何かトラブルの原因にもなります。

また、日常英会話と高校の授業で使うアカデミックな英語は少し異なります。
できれば日本で英検準2級の合格は目安にしていいかと思います。

カナダでは膨大な選択科目があります。
留学生はあまり高い英語力を求められないプログラムを履修することから始めます。そして徐々に高レベルな科目に挑戦し、卒業資格を得ます。

卒業の必須単位の一つに、Englishがあります。これは日本の現代文と同義ですが、現地の生徒も学ぶ英語ですので、当然留学生が苦戦する科目です。
予定通り卒業ができるか、この科目の履修が大きな肝になります。

それでは、あまり英語力に自信がない人はどうすればいいのでしょうか。
高校が始める前に、しっかりと英語を勉強する、ということが大切です。

一つの方法としては日本の中学校を卒業した後、高校開始前に語学学校に通うこともおすすめです。

例えばバンクーバーの語学学校ILSCにはハイスクールブリッジプログラムという、高校進学準備コースを開講しています。留学生同士でのコミュニケーション力の向上やノートテイキングの方法、高校で使う英語の勉強もできます。

もしくは、その前の年から夏休みや春休みを利用してフィリピン留学をすることもできます。
なるべく英語に自信をつけて、順調に単位取得できるように頑張りましょう。

ホームステイ先で積極的にコミュニケーションをとる

family

多くの留学生がホームステイを滞在先に利用します。
留学生にとってホストファミリーと過ごす時間は学校に行くのと同様に長く、大切な時間です。英語を勉強するという面ではもちろん、困ったことや相談したいときにも心強いパートナーです。
ホストファミリーの方々と良い関係を築くことはとても大切です。

反対に、ホストファミリーと良い関係が築けないと辛い留学経験になってしまいます。
ホームステイはホテル滞在ではありません。ファミリーしっかり良い関係を築こうとする心構えが大切です。

日本の文化では相手に察してもらう、暗黙の了解があります。
しかしカナダではしっかりと自分の思っていることや考えを伝えないといけません。ホームステイ先のルールで分かりにくいことがあれば、はっきりと聞くこともコミュニケーションです。

さらに、最近多いのがスマートフォンのゲームやSNSに夜中まで夢中になってしまうことです。

日本の友人の時間帯と逆転してしまうので、生活リズムが乱れます。
そうすると朝起きれなかったり、授業に集中できなかったりとたくさんのマイナス効果が発生してしまいます。スマートフォンを触るのがいけない訳ではありません。
しかし、ホストファミリーと過ごす時間を大切にし、夜中まで使用しないように注意しましょう。


Contact us