Boarding School in United Statesアメリカの中学ボーディングスクール留学で名門高校・大学進学
-
名門校進学への中学ボーディングスクール留学
世界最高峰の教育で大人気の留学先・アメリカ。名門ボーディングスクール（私立高校）や、ハーバード・スタンフォードに代表される世界トップの大学が有名です。
しかし名門校の入学難易度は非常に高く、出願の際は優れた英語力や学力に加え、積極性や自立心も求められます。入学には幼少期からの準備が必要です。
中学校からのボーディングスクール留学では、難関名門校への進学を見据えた教育が受けられます。当ページでは留学のメリットやおすすめ校をご紹介いたします。名門高校・大学への進学に向けた準備をご検討中の方は、ぜひご覧ください。
ボーディングスクールとは
-
ボーディングスクールは私立の寮制学校です。寮では生徒や先生が一緒に生活をします。また看護師やカウンセラーの常駐で生活の質が保証されており、安全な暮らしの中で勉強に集中できる環境が整っています。
ボーディングスクールの魅力は、名門校への進学を意識した質の高い教育です。生徒の育成は、勉強と寮生活の両方を通して行われます。
勉強面では学業だけでなく、整った設備で一流のスポーツ・芸術などの教育も受けられます。また少人数クラスが多く、先生からきめ細かい指導やサポートが実施されます。
寮生活では集団行動のスキルや社会性、自立心、他の留学生との交流で国際的な感覚が養われます。また生徒間では、勉強と生活を通し互いの成長を見ることが良い刺激となります。
The Ten Schools（ザ・テン・スクールズ）とは
-
アメリカの私立高校ボーディングスクールの中で、最も伝統と権威のある10校です。入学には優秀な英語力や成績に加え、スポーツや芸術、課外活動での高い評価も求められます。また学校が留学生の受け入れに積極的なため、受験者のライバルは世界中の優秀な生徒となり、入学のハードルが非常に高いです。
中学ボーディングスクールの卒業生には、The Ten Schoolsやその他名門高校へ進学する人が多くいます。名門校進学を見据えた教育が、アメリカトップレベルの高校への進学を可能にしているのです。
The Ten Schools一覧
- Choate Rosemary Hall
- Deerfield Academy
- The Hill School
- The Hotchkiss School
- The Lawrenceville School
- The Loomis Chaffee School
- Phillips Academy
- Phillips Exeter Academy
- St. Paul’s School
- The Taft School
中学ボーディングスクール留学のメリット
名門校へ進学できるチャンスが高まる
-
アメリカの名門高校の入学条件は非常に厳しく、多くの方が英語力・成績の両観点から不合格となります。
一方で中学ボーディングスクールの卒業生は、合否判定の際に高く評価される傾向があります。なぜならカリキュラムが、名門校で求められる学力やスキルを養うようにデザインされているためです。また名門校と強いコネクションがあり、進学で必要な推薦状に大きな効力があります。
進学専門のカウンセラーが常駐しており、学校の紹介や進学のためのサポートをしてくれるのもポイントです。的確な目標設定や勉強ができるため、名門校進学のチャンスが高まります。
出願時に高い英語力が求められない
-
高校・大学と学年が上がるほど、入学の際に求められる英語力も高くなります。特に日本人にとって、高い英語力は入学のハードルを上げる要因です。
しかし中学ボーディングスクールへの入学では、基本的に高い英語力が求められません。英語テストのスコアを提出することはありますが、英語力はあれば有利という位置づけです。
出願時の難易度が低いにもかかわらず、後ほど名門校に進学できるチャンスが高くなるのは、非常に大きなメリットです。
英語力の飛躍的な向上
-
若いころから英語環境に浸ると、ネイティブに近い英語力が養えます。また留学生との交流を通し、英語ならではのコミュニケーションスキルも養われます。
中学ボーディングスクールでは、課外活動やアクティビティを通して日常的に楽しく英語を学べる環境を提供しています。また学校によっては、留学生向けの英語クラス（ESL）も開講されています。
中学校から英語を学ぶと、高校進学時には現地のネイティブの生徒と同じスタートラインに立てます。特に英語力が難点となりやすい日本人にとって、高い英語力は名門校進学への大きなアドバンテージです。
積極性や自立心が養われる
-
ボーディングスクールでは生徒が積極的に挑戦することを促す教育カリキュラムを採用しているほか、スポーツや課外授業などを通してリーダーシップを養います。アメリカの学校では主体的に授業に参加・発言する姿勢が重視されるため、積極的な姿勢は進学時に高く評価されます。
また生徒には勉強や課外活動の両立が求められるため、自己管理能力が養われます。寮生活でも自分のことは自分で行うため、自立心が身につきます。アメリカの高校では、入学時点で自立が求められます。特にボーディングスクールで養われた自立心は高く評価される傾向にあり、名門校への進学に有利です。
寮生活でさまざまな能力が養われる
-
ボーディングスクールでは寮生活も学びの一部としてデザインされており、生徒はさまざまな能力を身につけられます。
寮では先生と生徒が一緒に生活をします。勉強も生活も共にするメリットは、互いの成長を多角的に見た生徒が良い刺激を受けられることです。また先生は、生徒の学業だけでなく身体的・精神的な成長も把握でき、指導にあたれます。
共同生活では、社会性や協調性、自立心なども養われるため、人間として成長できます。ボーディングスクールでは、名門高校が求めるスキルが寮生活を通してでも得られるのです。
中学ボーディングスクール留学の費用の目安
-
中学ボーディングスクールの留学費用は、年間500~700万円が目安です。金額は学校によって大きく異なります。
ボーディングスクールは寮滞在のため、食費や滞在費も授業料に含まれていることが多いです。また初年度1年間にかかる費用には航空券や海外旅行保険、留学準備費なども含めるため、約600~800万円ほどが必要です。
おすすめの中学ボーディングスクール
-
Fay School
マサチューセッツ州のサウスボローにある、名門ボーディングスクールです。教育カリキュラムは世界的に評価されており、卒業生にはThe Ten Schoolsへ進学する人もいます。
勉強面では必修教科に加え、スポーツや芸術にも力を入れています。またInnovation Labというユニークな施設では、ものづくりを通して問題の発見・解決ができる能力を身につけられます。
-
Asia Pacific International School Hawaii
ハワイにある、生徒のリーダーシップを育成することに注力している学校です。
「地域に根差した教育」をベースにしたカリキュラムが特徴で、教室内の授業だけでなく、小旅行や屋外での活動、インターンシップ、地域活動などの実践的な教育も行っています。また農業やロボット工学など、ユニークなクラブ活動があるのも魅力です。
-
Cardigan Mountain School
ニューハンプシャー州のカナーンにある男子校で、卒業生にはThe Ten Schoolsへ進学する人もいます。
小規模クラスによる丁寧な指導が特徴で、一クラスの平均人数は12~16人、生徒4～5人に対し一人の教員が付きます。週末には小旅行や映画鑑賞、スポーツ観戦などが組まれており、勉強以外の経験が充実させられるのもポイントです。
-
IMG Academy
フロリダ州のブレーデントンにある、アスリート教育に権威のある名門校です。テニスとゴルフ、サッカー、バスケットボール、野球、フットボール、ラクロス、陸上競技に注力しており、80を超える国から留学生が集まっています。
学校では世界トップレベルの指導ができるコーチや、プロが使用するクオリティの施設、最新のテクノロジー、生徒個人に合わせたプログラムで一流のアスリートを育成しています。
将来の可能性を広げる中学ボーディングスクール留学
入学へのハードルが低いにも関わらず、名門高校や大学へ進学するチャンスが広がる「中学ボーディングスクール留学」。将来名門校で学びたい方や世界で活躍したい方に、おすすめの留学です。中学ボーディングスクールを成功させるには、最適な学校選びと綿密な準備が必要です。留学の準備で不安な方は、ぜひ留学エージェントにご相談ください。
弊社では留学生ご本人と保護者様の希望に沿い、高校・大学への進学を考慮した最適な学校をご提案いたします。また英文エッセイの添削や面接練習など入学手続きのお手伝い、ビザ申請など留学までに必要な準備、現地生活などを徹底的にサポートいたします。
中学ボーディングスクール留学をご検討中の方は、ぜひお問い合わせください。