Ivanhoe Grammar School アイバンホー・グラマー・スクール

• オーストラリア
• ビクトリア州
• 私立
• 高校卒業

• 個人の人格形成と優秀な学業成績を重視する学校

  アイバンホー・グラマー・スクールは1915年、教会に集まったわずが12人の生徒から成る教室に始まり、現在はメルボルンを代表する私立校として活動している学校です。メルボルンの中心から少し離れた近代的な設計の中学校・高校のキャンパスを3つと小学校を1軒置き、学年や提供プログラムごとに分けたマルチキャンパス式の設計を取っています。
  
  アイバンホー・グラマー・スクールでは、その個人が成れる最良を育てること、キャラクター（個性）のある若者を育てる教育理念を大事にしています。学習者としての基本概念として、個性のある「アイバンホー・ラーナー」という若者の人物像を軸にし、その生徒の好きなことに始まり多方面での経験を積めるオールラウンドな教育が実現できるように努めています。国連のSDGsを意識するグローバル教育、コミュニティに貢献することの大事さを説くことも重要な要素です・その試みは、州に「School of Character」認定を受けているなど第三者からも評価されています。
  
  しかしながら決して学業実績を疎かにしているわけではなく、2024年度のYear 12の生徒は4人に1人が93以上のATAR（※）、実に州内の上位7％以内の成績を収めているという結果が出ていて、有能であり人格者でもある卒業生を輩出していることがうかがえます。
  シニアスクールのカリキュラムはVcitorian Certificate of Education (VCE) または国際バカロレアのDPから選択できます。
  
  ※ATAR＝同じ州の同年代と比べ、その生徒の成績・学力がどの位置にいるのかを示す偏差値のようなランキング。ランクは0.00から99.95の間で出され、平均は70.00程度とされる。

• 留学生の受け入れについて

  アイバンホー・グラマー。スクールでは1941年から留学生の受け入れをしています。留学生はアイバンホー地区にあるリッジウェイキャンパスまたはドーリーン地区のプレンティキャンパスに通います。
  留学生を対象に、集中的な英語の補講と基本の科目学習を含んだ「インターナショナルアカデミープログラム」がこの学校では提供されていますが、基本的には出願の時点でAEAS試験によって判断される学年相応の英語力と学力が備わっていることが求められます。
  アイバンホー・グラマー・スクールは寄宿学校ではなく、留学生はホームステイまたは現地に一緒に滞在する保護者の住宅から通います（ホームステイの受け入れは13歳以上の生徒に限ります）。勉強においても生活面においても、自立していて自己管理ができる生徒に向いていると言えます。