イギリス北西部、コベントリーにあるSTEMにフォーカスしたボーディングスクール「The National Mathematics and Science College」を訪問しました!広大な敷地に校舎があり、毎年優秀な生徒を輩出している進学校です。
今回は学校やカリキュラムについて、学生寮の様子などをお伝えできればと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
The National Mathematics and Science College(略名:NatMatSci)はイギリスでトップレベルのSTEM教育校で、15歳〜19歳までの生徒を受け入れています。2016年に設立された比較的新しいボーディングスクールですが、オックスフォード大学やケンブリッジ大学、その他名門大学への合格者を輩出している、とても優秀な学校です。
最寄りのコベントリー駅から車で約15分ほどの場所に校舎があり、自然に囲まれた静かなエリアで勉強に集中することができます。現在は約150人の生徒が在籍しており、優秀な講師のもと少人数制の授業が行われています。
NatMatSciではGCSE、A-Level、Pre A-Levelのカリキュラムを提供しています。授業は実験やプロジェクトベースの学習、課外活動なども組み込まれており、理論だけでなく実践的なスキルを身に付けることができます。STEM Communication Programは4タームで9月〜1月の期間で行われており、その他Medicine Programも提供されています。NatMatSciに通う約70%の生徒がA*またはAグレードの成績を収めています。
生徒は週に2回スポーツをする時間があり、フットボールやバドミントン、バレー、卓球など様々なスポーツを楽しむことができます。定期的に体を動かすことで気分転換にもなり、より一層勉強に集中することができます。
NatMatSciに通うほとんどの生徒がボーディングハウスに滞在しています。
大多数がフルボーダーですが、平日のみ寮に滞在するウィークリーボーダーや、ホームステイに滞在している生徒、通いの生徒もいます。
ボーディングハウスは男性用と女性用に分かれており、モダンでホテルのようなとても綺麗な造りになっています。すべてのお部屋がプライベートバス付きのシングルルームで、ベッド下の収納やクローゼット、勉強机などが完備されています。寮にはキッチンや共有ルーム、スタディールームなどがあり、また寮母さんが3人滞在していますので、24時間安心して過ごすことができます。
学期の間にハーフタームと呼ばれる1週間ほどのお休みがあり、半分の生徒は実家に戻りますが、追加でお支払いをすることで寮に残ることも可能です。
NatMatSciの講師やスタッフの皆さんはとてもフレンドリーで優しく、STEM教育に情熱をもって生徒のサポートをしている姿が印象的でした。在校生とも話をする機会があり、学校について3つの単語で表すとしたら「Inclusive」「Fun」「Mindfulness」や「Amazing」「Diligent」「Exciting」という言葉が返ってきました。生徒の皆さんが楽しみながら積極的に学習に取り組んでいる姿がとても印象的でした。
イギリスでも有数のSTEMにフォーカスした進学校で、優秀な講師や生徒のもとで学びを深めたい方は、ぜひNatMatScをご検討ください!